護廷十三隊二番隊隊長 砕蜂。今回は原作での砕蜂の戦いを振り返ってみましょう。VS夜一編です。かつては夜一直属の護衛軍としての任務を遂行していた砕蜂。夜一に憧れヘアスタイルまで寄せるほどの心酔っぷりでした。ですが、ある事件をきっかけに関係性に亀裂が走り、夜一への大きな感情は憎しみへと転じてしまいます。砕蜂が隊長にまで至る努力は打倒夜一のため。運命の戦いがはじまります。
【VS四楓院夜一】百年に及ぶ因縁の対決
記念すべき砕蜂の初めての対戦は、かつての上官であった四楓院夜一との戦いでした。双極にてルキア処刑を阻止すべく行動する十三番隊の面々たち。第三席の二名の裏切り行為に対し制裁を加えていたのが砕蜂でした。そこに現れたのが四楓院夜。砕蜂を掴み、場所を森の中に移し二人の戦闘が始まります。
百年前の二人
護廷十三隊二番隊隊長/隠密機動総司令官並びに同第一分隊刑軍統括軍団長の肩書を持つ砕蜂。そして、百年前、その肩書は夜一のものでした。砕蜂は夜一の部下として働き、夜一の為ならば死すらも受け入れるほどの強い忠誠心、崇拝にも近い感情を抱いていたのです。しかし、別れは突然訪れます。藍染惣右介が行っていた虚化実験の濡れ衣を着せられた浦原喜助を助け、夜一は尸魂界を追放されます。事情を知らない者からすれば、夜一の行為は罪人を助けるという背任行為。主君の裏切りに対し、砕蜂は恨み、呪い、それを糧に力をつけてきたのです。
始解『雀蜂』による猛攻
現軍団長である砕蜂は刀を抜き、夜一と相対します。すると夜一を包囲するように刑軍の面々が現れます。過去の軍団長であっても現軍団長の敵対するならば容赦なく処理する、それが隠密機動。しかし、数の差を前にしても夜一はひるむことなく一瞬で蹴散らします。その圧倒的な速さを誇る夜一は”瞬神夜一”の二つ名は捨てていないと砕蜂に告げます。夜一の実力を認めた砕蜂は、自らの手で瞬神の名を剥ぎ取ることを決意し、刑戦装束となり戦いに臨みます。
白打と呼ばれる近接戦闘術をメインに戦う両者は、戦闘を行いながら互いの実力を比べ合います。過去の砕蜂とは違う動きに対応しきれない夜一は劣勢に立たされます。さらに砕蜂が始解『雀蜂』を解放。夜一の胸部に『雀蜂』による初撃を与えます。瞬神の夜一を圧倒している砕蜂は、ここまでの戦い全力ではなかったことを告げ、自身が夜一よりも強いと宣言します。
『雀蜂』の能力は弐撃決殺。一撃目を食らった夜一の胸部には「蜂紋華」と呼ばれる紋様が浮かび上がり、弐撃目を食らわないよう夜一は回避に徹します。百年前、夜一がいた頃の『雀蜂』の蜂紋華は半刻という時間制限がありましたが、現在の蜂紋華には消失刻限がなく、砕蜂の意思によってのみ消すことが可能。逃げ回りながらも、夜一の身体中に蜂紋華が次々と刻まれていきます。
奥義「瞬閧」による決着と落涙
単純な白打による戦闘を経て、自分の方が優れていると理解できたかと問いかける砕蜂。夜一にとどめを刺すべく切り札とも言える白打と鬼道を合わせた戦闘術を披露します。最近、完成させたという砕蜂の術を見た夜一は驚きますが、決意したように語ります。白打と鬼道を練り合わせた術の名は「瞬閧」であると。軍団長の装束に背と両肩の布が無い理由は、圧縮した鬼道を纏うため技の発動と同時に布が弾け飛ぶからだと説明し、自ら「瞬閧」を発動。夜一ですら扱いが難しく危険という「瞬閧」による攻撃を砕蜂に向け放ちます。砕蜂のみ避けるようにして辺り一面を吹き飛ばす威力の「瞬閧」を見せた夜一。砕蜂は冷静さを欠きながらも夜一に立ち向かいます。しかし、相手の鬼道に自身の鬼道をぶつけ相殺する高等技術「反鬼相殺」を高速戦闘の最中に容易く行う夜一に力の差を見せつけられます。何とか食らいつく砕蜂でしたが、最後は夜一の「瞬閧」による一撃を寸止めで受け、膝から崩れ去ります。そして、百年前になぜ自分も連れて行ってくれなかったのかと涙ながらに訴えます。夜一様、と。かつての上官である夜一を砕蜂はそう呼んでいたのです。砕蜂の中で巣食っていた夜一への憎悪が崩れ始めた瞬間でした。
和解後、双極での連携攻撃
和解を済ませた二人は卯ノ花達からの知らせを受け、藍染を捕らえるべく双極に向かいます。瞬神のコンビネーションで藍染の動きを封じますが、大虚の参戦により取り逃がしてしまいます。
まとめ
いかがでしたか。砕蜂の戦いを語るうえではずすことはできず、最も印象的な戦いにふさわしいVS夜一戦。夜一を慕う感情が大きかった分、その反動で組織を去った夜一を赦せず、悲しみや怒りを原動力に力をつけ成りあがりました。しかし、根底には夜一と共にいたかったという感情が常にあり、夜一との戦いを経て堰を切ったように想いが溢れだしたのです。
夜一と戦い和解をしてからの二人の関係は良好で、夜一に対する重過ぎる愛がたびたび確認できます。原作では多くはありませんが、アニメ媒体で充実しています。アニメは原作者の手を離れているので正史ではありませんが、砕蜂ファンなら楽しめます。
原作ベースなら『カラブリ+』がおススメです。護廷十三隊の裏側がのぞけますよ。

夜一様の髪形をマネする砕蜂よすぎませんか?
ルキアの隊長就任の時期ロングです。

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